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後半40分からの2発!!小松&播戸弾でC大阪は甲府に勝利

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[6.18 J1第16節 甲府0-2C大阪 中銀スタ]

 セレッソ大阪が終了間際の2発で甲府に2-0で勝利した。途中出場のFW小松塁とFW播戸竜二の2トップがともにゴールを決めて、今季2勝目を手に入れた。

 あす19日にロンドン五輪アジア2次予選のクウェート戦が控えている影響で、U-22代表のMF清武弘嗣が不在。さらに今夏の移籍が取り沙汰されているMF乾貴士も前節に続いて欠場した。攻撃の主力を欠いたなかでの一戦となったが、後半途中からピッチに送られた2人のFWが結果を残した。

 スコアレスで迎えた後半37分、FWホドリゴ・ピンパォンに代わって小松が出場。そして、出場からわずか3分後に、ゴールを決めた。同40分、スルーパスに左サイドを抜け出したDF丸橋祐介がグラウンダーの左クロス。これをゴール正面で受けた小松が右足ダイレクトで蹴りこんだ。「マル(丸山)からいいボールが来ると信じて走りこんでいました」という小松のゴールで先制に成功した。

 さらに、終了間際の後半ロスタイム4分には播戸が追加点。小松の左クロスに裏を狙って飛び出すと、GKを前にしながらも冷静に右足シュートを決めてみせた。2点のリードのまま試合は終了し、C大阪が勝利した。

 試合後のテレビインタビューでレヴィー・クルピ監督は「きょうの勝利は本当に嬉しい。点を取りに行く姿勢が勝利に結びついた」と満足そうに語った。ACLではJクラブで唯一の8強入りを果たしたものの、リーグ戦では思うような結果が残せず、前々節の最下位・福岡戦(3-0)で勝利しただけだった。これでようやくリーグ戦今季2勝目。この勢いで順位を上げていく。

(文 片岡涼)

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