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北九州が安田の2戦連続弾&長野の移籍後初ゴールで草津を下す

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[6.26 J2第18節 北九州2-1草津 本城]

 ギラヴァンツ北九州はFW長野聡の08年以来となるゴールでザスパ草津に2-1で競り勝ち、4戦ぶりの白星を手に入れた。

 前半41分、前節の栃木戦(1-2)でJ初得点を挙げたMF安田晃大が中央から左足シュート。安田の2戦連続弾で先制に成功した。この日のファーストシュートが得点につながり、前半を折り返した。しかし、後半開始わずか2分、DF宮本亨が自陣内でクリアミス。こぼれたボールをFW萬代宏樹に拾われると、最後はMFアレックスに右足でシュートを決められ、1-1の同点に追いつかれた。

 しかし、ここで奮闘をみせたのが失点に絡んでしまった宮本と、昨季福岡から加入し今季からFWに転向した長野だった。セットプレーからのこぼれを宮本が右サイドに展開。DFをかわしてクロスを上げた。長野がゴール正面で頭で合わせて、2-1。福岡に所属していた08年以来、3シーズンぶりとなる長野のゴールが決勝点となり、北九州が勝利した。

 試合後のテレビインタビューで長野は「(ゴールは)久しぶりの感覚。忘れてました。点を取ることで後ろのみんなも楽になると思うので、これからも点が取れるように頑張りたい」と強く意気込んだ。移籍後初ゴールをきっかけに、ここから得点を量産していきたい。

(文 片岡涼)

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