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「もっと男になれ!」、清水は指揮官の猛ゲキ届かず6戦ぶり無得点

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[7.2 J1第2節 清水0-0鹿島 アウスタ]

 2戦連続無失点も勝利には結び付かなかった。前節、今季無敗だった仙台に初めて土を付けた清水エスパルス。勢いに乗って連勝を狙ったが、シュート5本のスコアレスドローに終わった。

 MF平岡康裕とMF村松大輔がダブルボランチを組む4-2-3-1でスタートしたが、立ち上がりから中盤で鹿島に主導権を握られた。前半24分にはFW高原直泰のポストプレーからMF小野伸二が左足ミドル。数少ないチャンスだったが、シュートはゴール右へ外れた。

 ゴトビ監督は試合後のインタビューで「前半はアントラーズをリスペクトしすぎて、フィジカル的にやられていた」と振り返った。ハーフタイムには「もっと強く! もっと闘え! もっと男になれ!」と激しくゲキを飛ばし、後半に入ってFW高木俊幸、MF枝村匠馬、MF小林大悟を投入。次々と攻撃的なカードを切ったが、6試合ぶりの無得点に終わった。

 それでも、仙台戦に続き、苦しい展開でも守備陣が粘り強く我慢し、無失点で乗り切ったことは成長途上のチームにとって大きな自信になるはずだ。ゴトビ監督も「鹿島はJリーグを3連覇したチーム。引き分けは悪い結果ではない」と強調。これで最近8試合は4勝3分1敗。内容も結果も確実に上向いている。

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