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東京Vは4戦15得点と攻撃陣好調で4連勝、湘南は泥沼5連敗

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[7.2 J2第2節 湘南1-3東京V 平塚]

 東京ヴェルディがともに2戦連発となるMF飯尾一慶の先制点とMF阿部拓馬の2得点で湘南ベルマーレに3-1で快勝した。開幕からのスタートではつまずいていたものの、最近4試合で15得点と脅威の攻撃力で4連勝を飾った。

 前半10分、MF菊岡拓朗のロングパスに抜け出したMFマラニョンが相手DFと競り合う。流れたボールをPA手前左で拾った飯尾が左足でシュートを決めて、先制に成功した。

 さらに前半30分、ここ3試合で3得点を決めている阿部が魅せた。MF小林祐希のロングパスに右サイドを抜け出すと、GKの頭上を抜くループシュート。2-0とリードを広げた。同35分には1点を返されたものの、前半終了間際のロスタイム3分、PA内左で仕掛けた阿部がDF遠藤航に倒されてPKを獲得。これを阿部が自ら冷静に決めて、3-1と試合を決定付けた。後半もそのまま凌いだ東京Vが勝利。勝ち点3を手に入れた。

 試合後のテレビインタビューで阿部は「PKは結構緊張していて、決まって良かった」とハニかみながらも「次もできたら自分が点を取って勝ちたい。絶対に勝ち点3が取れるように頑張りたい」と意気込んだ。東京Vはこれで4連勝。その4試合で阿部は5得点の活躍をみせており、快進撃の立役者となっている。

 一方、敗れた湘南はこれで5連敗となってしまった。ここ5戦で15失点と守備陣が踏ん張りきれない試合が続いている。0-2で迎えた前半35分にはFW高山薫がゴールライン際で粘り、右クロス。これをFW佐々木竜太が右足シュートを決めて、意地の1点を返した。しかし、その後に再び失点。後半の反撃も実らず、1-3での敗戦となってしまった。

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