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磐田が3発沈めて神戸下す!!今季初の連勝

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[7.3 J1第2節 磐田3-0神戸 ヤマハ]

 ジュビロ磐田が神戸に3-0で勝利し、今季初の連勝を飾った。MF那須大亮の今季初得点やFW金園英学の今季5点目、さらにはオウンゴールで3得点。6月15日の柏戦(3-0)以来、4試合ぶりの完封勝利を果たし、7位へ順位をひとつ上げた。

 試合が動いたのは後半だった。後半10分、左CKからのこぼれをPA外右で拾ったMF山田大記が右足シュート。DFに当たりコースが変化し、ポスト右を叩いた。こぼれたボールは逆サイドへ流れる。これに那須がつめて、先制に成功した。試合後のテレビインタビューで那須が「大記がいいシュートを打ってくれたので、つめるだけでした」と話したように、大卒ルーキーの思い切り良いシュートが先制点をお膳立てした。

 後半25分にはFW山崎亮平に代わって、金園が出場。出場からわずか2分後に結果を出した。ロングボールをセンターライン付近で相手DFがクリアミス。これを見逃さず、ボールをかっさらうとドリブル突破。最後はGKとの1対1にも冷静にコースを見極めて、右足のグラウンダーシュ-トを決めた。2-0とリードを広げると、さらに1分後。DF駒野友一の右クロスがDF北本久仁衛の頭に当たり、オウンゴールを誘発。3-0と試合を決定づけた。そのまま試合は終了。磐田が今季最多に並ぶ3得点で快勝した。

 試合後のテレビインタビューで柳下正明監督は「落ち着いてプレーしていたし、きょうは我慢比べだと思ってた。ホームで2試合連続で負けていたので勝てて良かった」と笑顔をみせた。また、ここ3戦で5失点を喫していたため、これが4試合振りの完封勝利となった。DF藤田義明は「失点ゼロで抑えられて良かった。DFだけでなく前線の選手たちがハードワークしてくれたおかげ」と全員で勝ち取った勝利であることを強調していた。

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