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神戸は今季最多タイの3失点で7戦勝ちなし

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[7.3 J1第2節 磐田3-0神戸 ヤマハ]

 ヴィッセル神戸は磐田に0-3で大敗した。これで7戦勝ちなし(3分4敗)と苦しい状況が続いている。今季最多タイの3失点を喫した上に、ここ5試合で得点はわずか1と得点力不足は深刻だ。

 試合後のテレビインタビューで和田昌裕監督は「セットプレーやアンラッキーな形もあったが、2点目もミス絡みでの失点だった。気持ちの面で下を向いてしまった。3点差つくような試合ではなかったので、もったいない」と試合を振り返った。

 この日は幾度がチャンスをつくったが1点が遠かった。1点を追う後半12分、MF小川慶治朗が左サイドからPA内へドリブルから持ち込みシュートを放ったが、これはクロスバーを直撃した。同16分、FW大久保嘉人の折り返しを受けた小川がPA内右からシュートを狙うが、わずかにポスト左へ外れた。追いつくことができずに時間が過ぎると、後半27分、28分と立て続けに失点。一気に0-3に突き放された。その後は決定的な場面をつくることもできず。敗戦となった。

 試合後、指揮官は「暑い中での連戦なので選手を信頼してメンバーを入れ替えるかもしれない。とにかく勝つための準備をしたい」と次戦を見据えた。7戦勝ちなしと不振にあえぐ中、次戦の相手は昨季王者の名古屋。その後もG大阪、C大阪、横浜FMと上位チームとの対戦が続く。早い段階で浮上のきっかけをつかみたい。

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