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岐阜が2点差引っくり返して京都を下す!!10戦ぶり白星獲得

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[7.3 J2第2節 岐阜3-2京都 長良川]

 FC岐阜が2点の差を引っくり返し、終了間際のMF永芳卓磨の劇的ゴールで京都サンガF.C.に3-2で勝利した。4月30日の水戸戦(2-1)以来、実に10試合ぶりの白星獲得。試合後、選手たちは安堵の表情を浮かべていた。

 劇的弾が生まれたのは、2-2で迎えた後半ロスタイム2分だった。MF嶋田正吾の右クロスを受けた永芳が左足を一閃。ボールはゴール右へ流れ込み、値千金のゴールが生まれた。永芳の今季初得点が決勝点となり、岐阜が10試合ぶりの勝利を手にした。

 試合後のテレビインタビューで永芳は「僕は最後のあそこしか仕事をしていないので。チームのみんなが戦ってくれていて、助けたいと思っていた」とゴールへ懸けていた思いを語った。

 2点を追う前半37分、左サイドで粘ったMF新井涼平がMF染矢一樹へパス。染矢の左クロスをFW西川優大が左足ダイレクトで叩き込み、まずは1点を返した。さらには後半6分、染矢の左クロスにニアサイドでFW佐藤洸一が飛び込み、ヘディングシュート。佐藤の2戦連続ゴールで2-2の同点に追いついた。そして後半34分に染矢に代わって、永芳が出場。その永芳が起用に応え、決勝点を決めてみせた。

 一方、敗れた京都は3戦勝ちなし(1分2敗)と勝ちきれない試合が続いている。前半7分、MFチョン・ウヨンが強烈な左足シュート。J初ゴールで先制に成功した。同30分には左CKにファーサイドのDF秋本倫孝が右足ダイレクトで合わせて、2-0。今季甲府から加入した秋本の移籍後初ゴールでリードを広げた。しかし、その後に3失点。まさかの逆転負けを喫してしまった。

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