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「日本のベストGKになれる」清水指揮官絶賛の碓井が仙台完封

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[7・13 J1第4節 仙台0-0清水 ユアスタ]

「自分のセーブでピンチを防げた点は素直に嬉しいし、これを続けてチームが勝てるようにしていきたい」(清水公式サイトより)。アウェーで清水エスパルスに勝ち点1をもたらしたのは2年目のGK碓井健平だった。前節の甲府戦でもビッグセーブを連発して勝ち点3をもたらした碓井だが、24歳の若き守護神の勢いはこの日も止まらなかった。

 前半32分にFW赤嶺真吾の決定的なヘディングシュートを右手一本でストップすると、後半2分にもゴール至近距離からのシュートを好反応でブロック。PA内で相手にボールを持たれても的確にシュートコースを消し、自信を持つシュートセーブで得点を許さない。この日は負傷で欠場した辻尾真二に代わり右SBに入った村松大輔やCB平岡康裕、MF山本真希とMF枝村匠馬のダブルボランチの貢献度も高かったが、求められている役割を見事に果たした守護神の存在感が何よりも大きかった。

 昨年公式戦出場のなかった碓井を5月から守護神に抜擢したアフシン・ゴトビ監督は「彼は毎試合成長しているし、猫のような早さを持っている。足元の技術も素晴らしいので、彼を使って最後尾からゲームをつくることもできる。もっと経験を積めば日本のベストなゴールキーパーになれると思う。今日も2本、凄く良い反応で止めてくれたが、非常にレベルの高いものだった」と絶賛。期待のGKは今後へ向けて「勝つために無失点にはこだわりたいと思っている。もっともっと勝つことに対してこだわっていきたい」と力を込めていた。

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