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磐田がC大阪に攻撃サッカーで逆転勝利、山田が1G1Aの活躍

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[7.13 J1第4節 C大阪2-3磐田 金鳥スタ]

 ジュビロ磐田はC大阪との打ち合いを3-2で制し、連敗を免れた。先制点を許したものの、大卒ルーキーMF山田大記とFW金園英学の活躍などで逆転勝利を手に入れた。

 試合が動いたのは後半だった。後半5分、MFキム・ボギョンに先制点を奪われ、1点を追う展開となる。しかし、3戦ぶりの先発出場を果たしていた金園が試合を振り出しに戻すゴールを決めた。同18分、山田が左サイドのゴールライン際からドリブル突破。粘り強く仕掛けてマイナスのボールを入れると、これを受けた金園が左足でシュートを決めた。

 1-1に持ち込んだが、後半29分にまたもや失点。ゴール前混戦からDF丸橋祐介にシュートを許し、またも突き放されてしまった。それでも諦めない磐田は、失点からわずか3分後。PA内右でボールを受けたMF小林裕紀がフリーで走りこんできたDF駒野友一へパス。これを駒野が右足シュートで決めた。駒野の2年ぶりとなるゴールで2-2に持ち込んだ。

 2度のビハインドも諦めず、追いついた勢いは止まらない。後半35分、右サイドから突破を仕掛けた駒野がPA中央の山田へパス。ワントラップから山田が右足で放ったシュートはゴールネットへ吸い込まれた。これが決勝点となり、磐田が3-2の勝利。攻撃的なサッカーでC大阪を上回った。

 試合後のテレビインタビューで駒野は「自分たちでパスをつないで崩して、(ゴールを)決めることができた。あれがジュビロのサッカー」と胸を張った。前節では横浜FMに1-2で敗れたが、これでここ4戦で3勝1敗と調子は上向きだ。9位から7位へ順位も上げた。この勢いで快進撃を続けていく。

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