beacon

札幌が内村の2戦連続弾などで連勝!!水戸は鈴木が4年ぶりのJ復帰も連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.16 J2第21節 札幌2-1水戸 札幌厚別]

 コンサドーレ札幌がFW内村圭宏の2戦連続弾とMF岡本賢明の今季初ゴールで水戸ホーリーホックを2-1で下した。今季2度目の連勝を飾り、これで6戦負けなし(3勝3分)と調子は上向きだ。
  
 前半32分、MF砂川誠の右CKをニアサイドのMF宮澤裕樹が頭で落とした。これを内村がゴールに背を向けながらも必死に左足を伸ばし、ダイレクトで蹴りこむ先制点。1点リードで前半を折り返した。

 後半11分に失点を喫し、その後は水戸の猛攻を受けるが、体調不良で欠場したGK李昊乗に代わってゴールマウスを守ったGK高木貴弘が奮闘。同22分にはFW近藤祐介に代わり、岡本。同31分には、砂川に代えて、前節の愛媛戦で2得点を決めたFW横野純貴をピッチへ送った。

 そして決勝点が生まれたのは後半35分。途中出場の岡本が起用に応えた。PA手前中央で内村がボールキープ。相手DFを引き付けて後方に落とすと、岡本がPA外から右足一閃。岡本の今季初得点が決勝点となり、札幌が2-1で勝利した。

 試合後のテレビインタビューで2戦連続ゴールを決めた内村は「点を取れて勝ててよかった。裕樹(宮澤)がニアでよく合わせてくれたので」と笑顔。途中出場で決勝点を決める活躍の岡本は「今まで決められなくて苦しい時期が続いていた。きょうをいいきっかけに(ゴールを)決めていきたい」と意気込みを語った。

 一方、敗れた水戸は今季2度目の連敗。ここ5戦で1勝4敗となり、負けが大きく先行している。この日は1点を追う後半11分、相手のミスを突き、右サイドから突破を仕掛けたMF島田祐輝がゴールライン際で相手GKをかわし、シュートを決めた。同点に追いついたものの、同35分に再び失点を喫してしまった。

 1-2で迎えた後半42分にはポートランド・ティンバース(アメリカ)から加入したFW鈴木隆行が出場。横浜FM所属時代の2007年5月6日の鹿島戦(1-1)以来、約4年ぶりのJリーグ復帰を果たしたが、流れを変えることはできず。1-2のまま試合は終了した。

TOP