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遠藤出場&明神復帰のG大阪、2度のリードも磐田に追いつかれドロー

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[7.23 J1第6節 G大阪2-2磐田 万博]

 ガンバ大阪は2度のリードも磐田に追いつかれ、2-2で引き分けた。2試合連続で勝ち点3を奪えず、FW宇佐美貴史のバイエルン移籍後、いまだ勝利がない。

 体調不良が不安視されていたMF遠藤保仁が先発出場を果たし、負傷離脱していたMF明神智和が7戦ぶりに先発に復帰した。草津から獲得した新外国人助っ人のFWラフィーニャは、今節から出場可能だったがベンチ入りしなかった。

 前半7分、遠藤の左CKにファーサイドのDF山口智が体で押し込み、先制点を決めた。山口の今季2点目でリードを奪う。同15分には、オーバーラップしてきたDF下平匠が強烈なミドルシュートを放ったがクロスバー上方へ外れた。リードを守りきりたいところだったが、今季無失点試合のないG大阪守備陣は踏ん張りきることができない。前半37分、右サイドを崩され、最後はFW金園英学にゴールを許した。

 それでもなんとか勝利を奪おうと攻撃陣が奮闘。1-1で迎えた後半10分、相手MFのバックパスをFWイ・グノがハーフウェーラインでかっさらい、ドリブル突破。左サイドからPA内へ切れ込むと左足でグラウンダーのシュートを決めた。イ・グノの今季6点目で2度目のリードに成功。このまま逃げ切りたかったが、後半25分に再び失点すると、その後はチャンスをつくることもできずに失速し、2-2で引き分けた。

 試合後、クラブによると西野朗監督は「毎試合、先手をとって自分たちでゲームをコントロールできるアドバンテージをとっていながら、どうしても失点してしまう状況は今節も改善されてなかった」と追いつかれてのドローに唇を噛んだ。攻撃陣はここ4戦で11得点と奮闘をみせている。攻撃陣の頑張りに守備陣が応えたい。

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