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清水は6戦ぶり黒星

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[7・23 J1第6節 C大阪4-0清水 長居]

 DF辻尾真二、DF岩下敬輔とDF陣の主力2人がケガを抱える清水エスパルスはこの日、本来中盤のMF山本真希を右SBで起用。だがチームは中盤でプレスをかけることができずに相手にロングボールで揺さぶられるなど、後半の4失点で6試合ぶりの敗戦を喫してしまった。
 
 ハーフタイムにアフシン・ゴトビ監督が「最初の10分はいいスタートだった。しかしその後何が起きた?」と選手たちに問いかけたように、立ち上がりはいい入り方ができていたが、そこで得たチャンスを決め切れなかったことがあとになって響いてしまった。清水は開始直後の前半1分にMF小野伸二の左クロスからファーサイドのMF小林大悟が決定的なヘディングシュート。だがこれがゴール右へ外れると、その後は徐々に縦へ蹴りこむ単調なサッカーとなり、ボールを失う回数も増えてしまった。

 そして後半8分に先制されると、その後は前がかりとなったところを逆にカウンターで攻略され、0-4の大敗となってしまった。清水公式サイトによると小野は「今日は集中力が足りなかった。試合が始まってすぐのビッグチャンスを決めきれなかったことがこういう結果を生んでしまった。(チーム内で)もっともっとしっかりと確認しながら次の試合に臨みたい」。また山本真は「攻撃に関しては、クロス(ボール)も(味方に)一回も合っていないし、攻撃に参加する機会も少なかった。周りとのタイミングが合わなかった。(今日の敗戦を)しっかりと切り替えて次のナビスコカップから勝っていきたい」と敗戦からの切り替えと、ナビスコ杯(27日、対甲府)での勝利を誓っていた。

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