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愛媛が齋藤の2発で東京Vを突き放し、6戦ぶり勝利!!

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[7.24 J2第22節 愛媛2-1東京V ニンスタ]

 愛媛FCがFW齋藤学の2ゴールで6戦負けなし(5勝1分)と好調中の東京ヴェルディを2-1で下し、6戦ぶりの勝利を手に入れた。

 試合が動いたのは後半だった。後半3分、波状攻撃で東京Vゴールに襲い掛かると、MF赤井秀一、MF石井謙伍とボールをつなぎ、最後は齋藤が左足シュートを決めて、先制に成功した。後半32分にはセットプレーから同点に追いつかれるも、その後も必死に攻めにかかる。

 そして後半39分、左サイドから石井がドリブル突破を仕掛けた。PA内左で浮き球の処理をしようとしたところでDF森勇介の足が顔に入り、転倒。このプレーでPKを獲得したが、石井は負傷交代した。これを齋藤が冷静にゴール左隅へ決めて、2-1と2度目のリードに成功。その後もセットプレーからピンチを迎えるがクロスバーに助けられ、2-1で勝利を収めた。

 試合後のテレビインタビューで齋藤は「今まで1点しか取れてない試合が続いていて、なんとか1試合で2点取りたいと思っていた。PKで緊張したが、決まって、勝ててよかった」と笑顔をみせた。

 一方、敗れた東京Vは、これが7戦ぶりの黒星となり、ここ2戦(1分1敗)では勝利から遠ざかっている。1点を追う後半32分にはMF河野広貴のPA外右からのFKにFW阿部拓馬が頭で合わせ、同点に追いついたが、痛恨のPK献上で力尽きた。この日はクロスバーに嫌われ、前半に河野が放ったシュートはクロスバーを叩き、終了間際の後半43分にはMF菊岡拓朗のFKから阿部がヘディングシュートを放ったが、これもバーを叩いた。

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