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ラフィーニャの抜けた草津、萬代&後藤の2トップ弾で7試合ぶり白星

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[7.24 J2第22節 岡山1-2草津 カンスタ]

 ザスパ草津がファジアーノ岡山に2-1で競り勝ち、連敗を3で止めるとともに7試合ぶりの勝ち点3を手にした。エースのFWラフィーニャがG大阪に移籍し、前節・鳥取戦は0-5の大敗。6戦白星なし(1分5敗)と苦しいチーム状況だったが、日本人2トップがそろってゴールを決め、長いトンネルを抜け出した。

 草津に3試合ぶりのゴールが生まれたのは後半21分だった。MF林勇介の左CKにDFと競り合いながらFW萬代宏樹が体を投げ出すダイビングヘッド。萬代の6試合ぶり今季5点目で先制すると、同42分には中盤でプレッシャーをかけた萬代がボールをカットし、FW後藤涼がドリブルで駆け上がる。相手陣内を独走し、最後は右足で落ち着いてゴール右隅に流し込み、2-0と試合を決定付けた。

「萬代さんがいいカットをしてくれて、これは決めなきゃと思った。前が空いていたので、必死にドリブルしました」。試合後のインタビューで得点シーンを振り返った後藤は「長い間、勝てなかったけど、これから連勝街道に乗って行きたい」と巻き返しを誓っていた。

 最近3試合負けなし(2勝1分)と好調だった岡山は柏から期限付き移籍で加入したばかりのMF山崎正登が移籍後初先発を果たすなど前節から先発5人を入れ替えたが、0-2の後半ロスタイムにMF千明聖典のプロ初ゴールで1点を返すのが精一杯だった。

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