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[総体]静岡学園が海星に4発快勝で初のベスト8進出

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・30 全国高校総体3回戦 海星0-4静岡学園 仁賀保グリーンフィールド]

 静岡学園(静岡)が全国総体では初となる8強入りを決めた。海星(長崎)に4-0で快勝し、準々決勝進出が決定。全国総体初出場となった昨年は3回戦で桐光学園に敗れ、ベスト16で終わったが、1年前の“リベンジ”を果たした。

 前日29日の2回戦で昨年度の全国選手権王者・滝川二をPK戦の末、撃破した静岡学園。滝川二戦ではGK福島春樹がPKを2本ストップする活躍を見せたが、この日は攻撃陣が爆発し、1回戦・東京都市大塩尻戦に続く4得点のゴールラッシュを見せた。

 まずは前半8分。MF渡辺隼の右クロスにFW深瀬健也が右足で合わせ、先制点。同30分には渡辺が深瀬とのワンツーから左足で追加点を奪った。

 2-0で折り返した後半も静岡学園の勢いは止まらない。後半14分、またも渡辺が起点となり、最後はこぼれ球を深瀬が右足で蹴り込んだ。この日2得点の深瀬はこれで大会通算3得点。後半26分にはDF木本恭生が直接FKを沈め、4-0とダメを押した。

 終わってみればシュート数でも16本対3本のワンサイドゲーム。U-17日本代表MF長谷川竜也、DF伊東幸敏、MF秋山一輝の3本柱を負傷で欠きながら選手層の厚さとチーム力の高さを見せつけ、ついに「昨年のベスト16超え」という第一目標を達成した。初のベスト8となる8月1日の準々決勝では大阪桐蔭(大阪)と対戦。静岡県勢としても96年の清水商以来となる全国総体制覇へ、静学がこの勢いで頂点まで駆け上がる。

[写真]勝利を収めた静岡学園
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


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