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「選手層が薄くなる」、ルーキーコンビ欠場の磐田が4戦ぶり黒星

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[7.30 J1第19節 磐田1-2G大阪 ヤマハ]

 ルーキーコンビが欠場したジュビロ磐田は4試合ぶりの黒星を喫した。立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛け、前半19分にはCKのこぼれ球からMF山田大記がクロスバー直撃のミドルシュート。ところが、同26分にセットプレーから先制を許すと、後半5分にFW前田遼一のポストプレーからMF那須大亮の豪快ミドルで追い付いたが、同28分に再び失点し、競り負けた。

 新人ながら前節までフルタイム出場中だったMF小林裕紀が胃腸炎のため欠場し、同じく大卒ルーキーで今季7得点を決めているFW金園英学もベンチ外。MF山本康裕がボランチに下がり、2列目の右サイドでMF船谷圭祐が開幕戦以来18試合ぶり、2トップの一角ではFWジウシーニョが6試合ぶりに先発した。開幕からレギュラーを務めてきたFW山崎亮平も離脱中で、主力を欠いた試合ではあったが、途中出場選手が決勝点を決めたG大阪にチーム力の差を見せ付けられた格好となった。

 柳下正明監督は試合後のインタビューで「今まで先発で出ていた選手が2人、3人いなくなったら、選手層は薄くなる」と認めながらも「出ているメンバーがベストメンバー。厳しい中で戦い抜ける選手が必要だし、試合を通じて成長していかないといけない」と力説。「90分を通して悪くはないけど、ここでやられたら失点するというところのプレーが甘い。全員ではないけど、そこに気づいて直していかないと、これからも厳しい試合を勝ち切れない」と厳しい表情だった。

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