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[Y☆voice130]柏U-18DF秋野央樹「1日でも早くレイソルのサポーターにプレーをみせたい」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第130回目は柏レイソルU-18のU-17代表DF秋野央樹選手です。

 U-17日本代表の一員としてU-17W杯メキシコ大会を戦い、アルゼンチン戦(3-1)ではゴールも決めました。所属先の柏U-18でも安定したプレーをみせ、クラブユース選手権ではチームを3位に導く活躍。そんな秋野選手の今後へ向けての思い、目標とは?(取材日:7月29日)

―クラブユース選手権を終えて。(準決勝で東京Vユースに1-3の敗戦)
「この経験を生かすも殺すも自分たち次第だし、これから自分たちでチーム一丸となってやっていきたいです。みんなプロを目指して頑張っているので、ここからもう一度頑張っていきたいと思います」

―グループリーグ最終戦では勝利していた相手との再戦だったが?
「ヴェルディ的には前に負けていた分、絶対に勝つという気持ちでくるとは思っていたのですが。逆にそのプレッシャーに(自分たちが)負けてしまいました。あと、相手はFWに上手い選手が何人もいて、そこで後ろが守れれば良かったんですけど、崩されてしまって。(相手が)上手かったですね……」

―連戦からのコンディションは?
「結構みんな疲れはあったんですけど。そこで踏ん張れないのが弱さだったかなと思いました」

―普段戦っているプリンス2部とクラブユースで対戦する相手は違った?
「プリンスが今は自分たちの基準になってしまっているので。ここでプリンスからクラブユースへ切り替えるというのは難しいところでした。それでも予選ではいい戦いができましたけど、最後はこういう結果に終わってしまったので。プリンスで満足しちゃいけないなと思いました」

―今後の目標は?
「まずは来年にトップ昇格をして、1日でも早くレイソルのサポーターに自分のプレーを見せたいです。将来は世界で活躍できるサッカー選手を目指します」

―世界を意識するようになったのはU-17W杯の影響が強い?
「そうですね。W杯でブラジルとやって、個人の差を体感できたので。このままでは絶対にダメだと思いました」

―具体的にはどの辺が足りないと感じましたか?
「ブラジルとかだったら、個人で仕掛けることができる選手が何人もいて。でも日本だったらポゼッションサッカーでパスしかつなげないとかだったので。そこで個の差というのを感じることができました」

(取材・文 片岡涼)
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連載:「Youth star voice」

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