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東京Vは京都に追いつかれ、4戦勝ちなし

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[8.6 J2第3節 東京V1-1京都 味スタ]

 2連敗中の東京ヴェルディ京都サンガF.C.と1-1で引き分けた。FW阿部拓馬のゴールで先制したが追いつかれ、その後は追加点を決めることはできず。勝ちきることはできなかった。これで4戦勝ちなし(2分2敗)と苦しい状況が続いている。

 前半26分、左サイドでボールを受けた阿部がドリブル突破。相手DFをかわしてPA内へ進入すると、切り返しから右足シュート。今季チーム最多の8点目を決めて、東京Vが先制に成功した。

 その後もチャンスをつくったのは東京V。前半38分にはMF河野広貴のパスに右サイドへ抜け出したDF福田健介がグラウンダーのシュートを放ったが、GK水谷雄一の好セーブに阻まれて、追加点を上げることはできない。前半を1-0で折り返した。

 後半に入っても試合の主導権を握っていたが、一瞬の隙を突かれて痛恨の失点を喫してしまった。後半11分、MF内藤洋平の左CKにニアサイドにMF安藤淳に飛び込まれると、ヘディングシュートを決められた。完全にフリーにさせての失点。後半40分には故障中のDF森勇介を強行出場させるも、1点が遠く。1-1のまま試合は終了。勝ち点1を分け合った。

 試合後のテレビインタビューで川勝良一監督は「セットプレーでの失点をどうにかして直さないと」と厳しい表情。今季8点目を挙げた阿部を褒めながらも「2点目を取れるチャンスはあった。阿部以外の人ももっと前での強さを出していかないといけない」とキッパリ話した。これで4戦勝ちなし(2分2敗)と苦しい状況。爆発的な得点力をみせていた攻撃陣も、ここ3試合では1試合1得点の状況が続いている。次節・岡山戦で再浮上のきっかけをつかみたい。

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