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川崎Fは今季初の3連敗

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[8・6 J1第20節 川崎F1-2C大阪 等々力]

 決定力を欠いた川崎フロンターレは今季初の3連敗を喫してしまった。試合開始前のアクシデントがリズムを崩したか。川崎Fは先発予定だったDF小宮山尊信がウォーミングアップ中に負った負傷のため出場を回避。それでも立ち上がり、小宮山に代わって緊急先発となったMF柴崎晃誠がMF山瀬功治からのパスを受けると強烈な右足シュートを放ち、また直後にはFWジュニーニョからのラストパスをフリーで受けたFW小林悠が決定的な右足シュートへ持ち込む。だが、いずれも相手GKキム・ジンヒョンのビッグセーブによって決定機を活かせなかった川崎Fは、前半に喫した2失点で苦しい展開へ追い込まれてしまった。

 それでもハーフタイムに相馬直樹監督から「判断が遅い。頭の判断を早くプレーしていけ。ゴール前にこだわりをもってプレーしていこう。ボールをしっかり動かして、自分たちのやるべきことをやろう」と指示を出された後半の19分、右サイドのMF中村憲剛からパスを受けたMF田坂祐介のシュートのこぼれ球をMF登里享平が詰めて1点差。ホームの声援をバックに攻勢に出た川崎Fは試合終盤の後半42分、田坂がクロスバー直撃の左足ミドルを打ち込み、後半ロスタイムにはジュニーニョや交代出場のFW棗佑喜が決定的なシュートを放つ。

 だが、相手の2倍に当たるシュート18本を放ちながらも1ゴールに終わったチームは1-2で敗戦。これで川崎Fは暫定6位に後退し、首位との勝ち点差は11へ開いてしまった。

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