beacon

U-22代表・田邉が先制アシスト、F東京が1節で暫定首位に返り咲き

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8.7 J2第3節 岐阜0-2F東京 長良川]

 FC東京が首位を奪還した。前節の北九州戦に0-1で敗れ、2位に陥落したが、この日はFC岐阜に2-0で快勝。首位・徳島が5日の北九州戦で敗れていたため、1節で暫定首位に返り咲いた。

 前半17分、右サイドでボールを持ったDF徳永悠平がU-22日本代表MF田邉草民とワンツーする形で中に切れ込み、左足を一閃。豪快なミドルシュートが突き刺さり、F東京が先制に成功した。

 前半33分にはMF谷澤達也がPA内でDF田中秀人に倒され、PKを獲得するが、FWロベルト・セザーのキックはGK野田恭平が横っ跳びでセーブ。絶好の追加点のチャンスを逃したが、同42分、セザーのシュートをGKが弾いたところに谷澤が詰め、2点目を奪った。

 前半わずかシュート2本に終わった岐阜も後半に入って反撃を見せるが、後半2分、MF染矢一樹のシュートはクロスバーを直撃。同30分にもFW佐藤洸一のミドルシュートがクロスバーに阻まれるなど運にも見放され、これで5試合連続の無得点で今季2度目の5連敗となった。

 この試合でちょうどリーグ戦半分の19試合を消化。昇格候補筆頭と言われたF東京はシーズン序盤こそ苦しんだが、最終的には11勝5分3敗の勝ち点38で折り返しを迎えた。徳永は試合後のインタビューで「楽な試合はないし、1試合1試合厳しいけど、折り返しで首位に立てたので、後半戦もこの位置を守っていきたい」と、勝負の後半戦へ意気込んでいた。

TOP