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18歳FW伊藤が決勝点!!京都が3連勝中の北九州を下す

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[8.14 J2第24節 京都1-0北九州 西京極]

 京都サンガF.C.はFW伊藤優汰の決めたゴールでギラヴァンツ北九州に1-0で勝利した。一方、ここ2試合と失点もなく、3連勝中の北九州だったが、わずか1失点に泣いた。

 18歳FWが90分間を通じて強烈なインパクトを残した。前半13分、MF中山博貴のパスを受けたFW久保裕也がPA手前左からミドルシュート。GKに弾かれたが「裕也がシュートモーションに入った瞬間。裕也のシュートならGKが弾くと思った」と、こぼれ球にいち早く詰めたのが伊藤だった。ゴール右へ走り込むと右足で冷静に流し込み、先制点を決めてみせた。

 その後も伊藤がチャンスを演出した。前半38分には敵陣内でDFのミスを誘い、ボールを奪取。GKもかわし、PA内左から放ったシュートはポスト左を叩いた。後半15分にはハーフウェーライン付近で果敢なプレスを仕掛けてボールを奪い、そのままドリブル突破。右サイドから中央へ切り込み、ミドルシュートを放ったがポスト右に当たってしまった。追加点は奪えずも、立て続けに相手ゴールを脅かした。終了間際には、ゴール前まで押し込まれてピンチを迎えるも、GK水谷雄一がビックセーブ。1-0で試合は終了し、2戦ぶりの完封勝利を収めた。

 試合後のテレビインタビューで値千金の決勝弾を決めた伊藤は「これまでチームに迷惑をかけていたので、きょうはほんまにチームのみんなに感謝したい」と満面の笑顔で話した。

 一方、北九州の連勝は3でストップ。この日は1点を奪うことができず。1点を追う後半43分には、後半から出場したFWレオナルドが右CKに合わせ、ゴール正面からシュートを放った。決定的なシーンだったが相手GKに止められた。そのまま試合は終了。7月6日の札幌戦(0-0)以来の無得点で4戦ぶりの黒星を喫した。

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