beacon

東京Vが岡山に4発快勝!!2発沈めた阿部「取れるだけ取っていきたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8.14 J2第24節 岡山0-4東京V カンスタ]

 東京ヴェルディがFW阿部拓馬の2得点などでファジアーノ岡山に4-0で完勝した。4戦勝ちなし(2敗2分)と苦しんでいたが5試合ぶりの勝利を手に入れた。

 好調期の東京Vが戻ってきた。後半から怒涛のゴールラッシュ。その口火を切ったのはチーム内得点王の阿部だった。後半11分、MF菊岡拓朗のスルーパスにPA内右へ抜け出すと、GKともつれ合いながらも右足でシュートを押し込んだ。さらに同28分、右サイドから細やかなパス交換で相手PA内へ進入。FWマラニョン、MF飯尾一慶とつなぎ、最後は阿部が右足ダイレクトで蹴り込んだ。阿部の今季10点目で2-0とリードを広げた。

 後半37分には素早いショートカウンターからダメ押しの3点目を奪った。ハーフウェーライン付近から菊岡が前線へスルーパスを送る。これを受けた飯尾からのパスに左サイドへマラニョンが抜け出したがトラップミス。しかし、こぼれに河野が反応してPA内左から左足を一閃。今季4点目となるゴールを決めた。

 さらに終了間際の後半ロスタイム5分には右CKにDF高橋祥平が頭で合わせて、試合を決定付ける4点目。そのまま試合は終了し、東京Vが4-0で勝利した。ここ3試合で1戦1得点の試合が続いていたが、8戦ぶりの4得点を沈めて圧勝した。

 試合後のテレビインタビューで川勝良一監督は「だいぶ勝ち試合を引き分けていたので、きょうは勝つことが大事だった。内容よりも勝てて良かった」と満足げな表情。2得点を決め、今季10点目とした阿部は「毎試合毎試合、点を取る気持ちでやっている。取れるだけ取っていきたい」と力強く意気込んだ。

TOP