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岐阜が終了間際の野垣内弾で7戦ぶり勝利!!水戸は塩谷がJ初ゴールも3戦勝ちなし

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[8.21 J2第25節 水戸1-2岐阜 Ksスタ]

 FC岐阜が一度は追いつかれるも突き放し、水戸ホーリーホックに2-1で勝利した。7月3日の京都戦(3-2)以来、59日ぶりの白星を手に入れた。試合後のテレビインタビューで決勝点を決めたDF野垣内俊は「ここで喜んでいると、また連敗の可能性もあるので。ここでまた気を引き締めて、次もしっかり戦いたい」と7戦ぶりの勝利にも、その表情を引き締めた。

 前半27分、FW西川優大、FW嶋田正吾とパスをつなぐと、後ろから走り込んだMF押谷祐樹が左サイド角度のない位置からシュート。放ったボールはゴール右へ吸い込まれ、岐阜が先制に成功した。しかし同39分に失点し、試合は振り出しに戻された。

 後半に入り、スコアは動かずに時間は過ぎる。しかし試合終了間際の後半ロスタイム3分、セットプレーのチャンスをものにした。押谷の右CKにファーサイドの野垣内が頭で合わせ、ヘディングシュート。土壇場で2-1に突き放すシュートを決めた。そのまま試合は終了し、岐阜が待望の勝ち点3を手にした。

 対する水戸はこれで3戦勝ちなし(1分2敗)となってしまった。FW鈴木隆行とFW吉原宏太が2トップを組み、先発出場。開始直後から果敢にシュートを狙った。1点を追う前半39分には、吉原の蹴り込んだロングボールを鈴木が落とし、こぼれを拾ったDF塩谷司がPA内右から右足シュート。国士舘大から今季加入した大卒ルーキーのプロ初ゴールで1-1に追いついた。

 その後もMF小池純輝が積極的にドリブルで仕掛けてシュートを放つが、枠をとらえることはできない。後半ロスタイム2分には、途中出場のMF島田祐輝が右サイドからドリブルで切れ込み、シュートを狙ったがポスト右へ外れた。チャンスをものにできずに時間が過ぎると、終了間際にまさかの失点。1-2での敗戦となってしまった。

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