beacon

磐田は駒野のクロスからOGで1-1に持ち込む

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8.24 J1第23節 磐田1-1仙台 ヤマハ]

 ジュビロ磐田は仙台と1-1で引き分け、2戦連続勝ちなし(1分1敗)となった。最近7試合で1勝3分3敗となかなか勝ち星を重ねることができていない。

 磐田はバセドー病で離脱していたものの前節の横浜FM戦(0-1)で途中出場し、戦線に復帰していたFW山崎亮平が7月9日の横浜FM戦(1-2)以来、8試合ぶりに先発に復帰。出場停止となったFWジウシーニョに代わり、FW金園英学と2トップを組んだ。中盤ではMF山田大記が出場停止明けで先発した。また、今年1月に右足アキレス腱断裂で全治約6ヵ月の大怪我を負っていたMF西紀寛はようやく前節で復帰し、今季初のベンチ入りを果たしていたが、この日は風邪の影響でメンバーを外れた。

 磐田がサイド攻撃からチャンスをつくった。前半21分にはDF駒野友一の右クロスにニアサイドへ金園が走り込むが、わずかに合わない。ボールはゴールラインを割った。同37分には駒野の右クロスにMF山本脩斗が合わせてヘディングシュートを放ったがGKに止められた。0-0で前半を折り返した。

 後半から再びリズムをつくりたいところだったが、開始わずか3分に失点を喫した。左サイドからクロスを上げられ、最後はFW赤嶺真吾がヘディングシュート。なんとかGK川口能活が手で触ったものの、こぼれを赤嶺に押し込まれて0-1とリードを奪われた。同18分には後半から山崎に代わって出場したMF山本康裕が右サイドからドリブルで仕掛け、ミドルシュートを放つがサイドネットへ外れた。1点が奪えない。

 それでも後半26分、再三みせていたサイドからの攻撃が実を結んだ。駒野のグラウンダーの右クロスが仙台のDF朴柱成の足に当たり、コースが変化。オウンゴールを誘発した。試合を振り出しに戻す。終盤には山田や駒野が積極的にミドルシュートを狙っていくが相手守護神の好セーブもあり、ゴールネットを揺らすことはできず。そのまま試合は終了し、1-1で引き分けた。

 試合後のテレビインタビューで柳下正明監督は「残り10分は良かったが、前半もそうだし、後半も立ち上がりやゲームの入り方が悪かった」と追い上げをみせるまでの戦いぶりを課題に挙げていた。

TOP