beacon

[予選]山村天皇杯出場ならず!筑波大が瀬沼延長V弾で流経大撃破!:茨城

このエントリーをはてなブックマークに追加
 第14回茨城県サッカー選手権大会決勝兼第91回天皇杯全日本サッカー大会茨城県予選決勝が28日、ひたちなか市総合運動公園陸上競技場で開催され、0-0でもつれ込んだ延長戦の末、FW瀬沼優司(3年=桐光学園高)の決勝ゴールで筑波大が流通経済大に1-0で勝利した。筑波大は9月4日に埼玉県代表の平成国際大と天皇杯1回戦を戦う。

 世界一に輝いたユニバーシアード競技大会から帰国後すぐの試合となったが、両チームともユニバ代表選手が揃って出場を果たした。流通経済大はGK増田卓也(4年=広島皆実高)、MF山村和也(4年=国見高)、MF中里崇宏(4年=流通経済大柏高)、MF椎名伸志(2年=青森山田高)らが先発に名を連ねた。同大会MVPのMF河本明人(3年=流通経済大柏高)はベンチスタートとなった。対する筑波大も、ユニバ組のMF谷口彰悟(2年=大津高)、MF八反田康平(4年=鹿児島中央高)、FW赤崎秀平(筑波大2年=佐賀東高)が先発スタートを果たした。瀬沼はベンチスタートだった。

 なかなかスコアは動かずに試合は進む。前半は流通経済大が積極的にシュートを狙っていくが1点が奪えない。スコアレスで前半を折り返す。後半には筑波大が押し込むがU-22代表GK増田が好セーブをみせる。なんとかゴールの欲しい流通経済大は後半16分に河本を投入。ユニバーシアードで爆発的な活躍をみせたMFをピッチへ送った。しかしその後も得点は生まれず。試合は15分ハーフの延長戦へもつれ込んだ。延長前半9分に筑波大はFW曽我敬紀(3年=横浜FMユース)に代えて、瀬沼を投入。この交代が功を奏した。

 延長前半ロスタイム1分、FW上村岬(2年=磐田ユース)の右CKからゴール前混戦。最後は出場したばかりの瀬沼が左足シュートを決めた。結局このゴールが決勝点となり、筑波大が流通経済大を1-0で下し、07年大会以来の全国行きの切符を勝ち取った。U-22代表選手3人を擁するタレント軍団の流通経済大だったが天皇杯本戦出場はならず。悔しい結果に終わってしまった。

【茨城】
[決勝](28日)
流通経済大0-1(延長0-0)筑波大
※筑波大は天皇杯07年大会以来25回目の出場

TOP