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追加招集は国内外問わず、原委員長「あらゆる可能性の中で決める」

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 国内外は問わない。日本代表からの離脱が決まったFW本田圭佑(CSKAモスクワ)、MF中村憲剛(川崎F)に代わる追加招集選手についてアルベルト・ザッケローニ監督は31日の練習後「代替の選手は今晩考えるが、すぐに呼ぶかもしれないし、北朝鮮戦を待って呼ぶかもしれない」と説明。9月2日のW杯アジア3次予選・北朝鮮戦(埼玉)が2日後に迫っていることもあり、慎重に人選する考えを明らかにした。

 原博実技術委員長は「あらゆる可能性の中で現場と相談して決める。北朝鮮戦でケガやカードがあるかもしれない。国内、海外含めて、現場が必要なポジションはいつでも呼ぶ可能性がある」と指摘。2日の北朝鮮戦が終われば、翌3日に日本を出発し、6日に敵地でウズベキスタン戦(タシケント)が控える。国内組なら明日1日にも緊急招集できるが、海外組の場合は北朝鮮戦後にウズベキスタンで合流すれば移動時間や時差の問題も軽減されるだけに、現地合流となる可能性が高い。

 攻撃的MFの追加招集となれば、国内組ではMF藤本淳吾(名古屋)、MF関口訓充(仙台)のほか、U-22世代からMF東慶悟(大宮)、MF山田直輝(浦和)を抜擢する可能性もある。海外組ならMF家長昭博(マジョルカ)、MF松井大輔(ディジョン)らが候補に挙がる。「代わりに入る選手は高いモチベーションで、フレッシュな雰囲気をチームに持ってきてくれると思う」と期待を寄せるザッケローニ監督の決断が注目される。

(取材・文 西山紘平)

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