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21歳清武、離脱2選手の穴“ゴールでカバー”だ

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 U-22世代を代表するアタッカーのW杯予選デビューの可能性が高まってきた。日本代表は31日、FW本田圭佑、MF中村憲剛という攻撃的選手2選手が離脱。この日行われた日本代表の非公開練習で懸念されるトップ下を務めることはなかったようだが、10日の日韓戦で交代出場ながら、本田とMF香川真司のゴールをアシストしているMF清武弘嗣(C大阪)の北朝鮮戦での出場チャンスは十分にありそうだ。

 A代表デビュー戦となる日韓戦での“テスト”に一発で答えを出してつかんだW杯予選の舞台。自身が求めているのは結果だ。「チャンスがあればやりたい。それ(出場するかどうか)は監督が決めること。(ただ出場できれば)ゴールを決めたいし、ゴールに絡むプレーをしたい」と誓う。鋭いセービングを武器に08年の東アジアサッカー選手権で日本代表を1ゴールに封じているGKリ・ミョングクら北朝鮮代表の守りは堅い。清武も「守備がしっかりしている」と認めるが、先発でも交代出場でも、自らの攻撃力でその堅守を打ち破るための違いを生み出すつもりだ。本田、中村の離脱について「自分がカバーできることはしっかりやりたい」と語る21歳が2人の不在をゴール、アシストでカバーする。

(取材・文 吉田太郎)

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