[9.3 J2第4節 岐阜1-3岡山 長良川]

　ファジアーノ岡山がFC岐阜に3-1で勝利し、今季初の連勝を飾った。対する岐阜は前節の鳥取戦(2-3)に続く3失点でホーム5連敗を喫した。

　前半8分、早くも岡山が先制に成功した。MF金民均の縦パスに抜け出したMF妹尾隆佑がGKをかわしてPA内へ切り込み、右足シュート。冷静に先制点を決めた。1点のリードを守り、前半を折り返した。

　しかし後半19分にFWブルーノにJ初ゴールを決められて失点。同点に追いつかれた。もう一度リードを奪おうと攻め込む岡山だったが、なかなか決定機をつくることはできない。それでも後半32分、右クロスにファーサイドに飛び込んだMFチアゴが頭で合わせる。これが相手DFの足に当たるとゴール内へ転がり込み、2-1と再びリードを奪った。

　後半39分にはDFストヤノフの左CKからクリアボールをPA外で拾った金がミドルシュートを放つ。DFに阻まれるが、ゴール前混戦から最後はMF澤口雅彦が頭で押し込み、3-1と試合を決定付けるゴールを決めた。そのまま試合は終了し、岡山が今季初の連勝を飾った。

　試合後のテレビインタビューで先制点を決めた妹尾は「金からいいパスがきて良かった。GKも飛び出していい形で決められた」と笑顔。初の連勝にも浮き足立つことなく、「ここで連勝だが、そういうことを考えずに、また一から頑張りたい」と力を込めた。