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新潟は幾度もクロスバーに阻まれ1点が奪えず、6戦勝ちなし

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[9.18 J1第26節 仙台2-0新潟 ユアスタ]

 アルビレックス新潟は仙台に0-2の敗戦を喫し、これで6試合連続勝ちなし(2分4敗)となってしまった。FWブルーノ・ロペスを出場停止で欠いた攻撃陣は不発に終わり、2戦ぶりの零封負けとなった。

 新潟はブルーノの不在に加え、ロンドン五輪アジア最終予選のためにDF鈴木大輔、DF酒井高徳が不在。DF千葉和彦と菊地直哉がCBを組んだ。前線ではFWアンデルソンとFWミシェウが2トップを組み、先発出場を果たした。

 立ち上がり、セットプレーから立て続けにチャンスをつくる。前半13分、17分とPA外右で獲得したFKをMF田中亜土夢が狙ったが、いずれもGKに阻まれた。同38分にはMFチョ・ヨンチョルが左サイドからドリブル突破。最後は田中がPA内左からシュートを放つがGKに止められた。結局1点が奪えずに前半を0-0で折り返した。

 後半に入っても新潟は積極的に攻めにかかる。しかし、この日はクロスバーに嫌われるなど1点が遠い。すると後半13分に失点。1点を追う展開となった。後半19分には右サイドから攻め上がったDF村上佑介がクロスを入れたがクロスバーを叩く。同23分にはアンデルソンが直接狙ったFKは、またもバーに跳ね返された。

 後半30分には、アクシデントから2失点目を献上。MF富田晋伍の左クロスがPA内にいた田中の手に当たってしまい、PKを与えてしまう。これをMF梁勇基に決められて、0-2に突き放された。終了間際の43分にはミシェウの右クロスから最後はDF石川直樹がヘディングシュートを放つも、クロスバーを叩く。結局そのまま試合は終了し、0-2での零封負けとなってしまった。

 試合後、クラブによると黒崎久志監督は「仙台のホームで厳しい試合になるとは思っていたが、前半はチームとしてやるべきこと、対仙台でやるべきことは十分できていた。攻撃もしっかりとフィニッシュや、相手の懐に入っていく部分はできていた」と敗戦にも幾度もチャンスをつくっていたことを評価し、前を向いた。

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