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京都は中山弾&久保2発などで3戦ぶり勝利

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[9.18 J2第28節 京都3-1草津 西京極]

 京都サンガF.C.はザスパ草津にFW久保裕也の2得点などで3-1で勝利した。3試合ぶりの白星を手にすると、16位から14位へ順位を上げた。

 立ち上がりから試合は大きく動いた。前半2分、左サイドからドリブル突破を仕掛けたMF伊藤優汰がクロスを入れる。これにMF中山博貴が頭で合わせ、京都が先制した。さらに同14分には追加点。PA内左から久保がドリブル突破。DFを一人かわすと鮮やかなステップで切れ込み、シュート。一度はDFに阻まれるも、こぼれを自ら拾ってシュートを決めた。久保にとっては、6月12日の大分戦(2-0)以来、実に15試合ぶりのゴールとなった。

 さらに前半24分にはPA外から久保が体制を崩しながらも右足でミドルシュート。これがゴール右へ流れ込み、一気に3-0と試合を決定付けた。前半38分には1点を返されたが、そのまま逃げ切り、3-1で試合は終了。3試合ぶりの勝ち点3を手に入れた。

 試合後のテレビインタビューで久保は「ずっと取れてなかったので、ようやく取れて良かった。次も僕が点を取って勝てるように頑張ります」と力を込めた。

 一方、敗れた草津はここ2試合で1勝1分だったが2試合ぶりの黒星を喫した。前半に早くも3失点。前半38分にはMF熊林親吾の右CKにDF永田拓也が合わせてシュート。永田のJ初ゴールで1点を返した。

 2点を追う後半33分には、シュートをクリアしようとした京都のDF内野貴志がPA内でハンドの判定で退場。このプレーで草津はPKを獲得した。しかしFWアレックスのシュートはポスト左へ外れてしまう。結局そのまま試合は終了し、1-3での敗戦となった。

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