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岡崎不発…シュツットガルトは今季未勝利のハンブルガーSVに痛恨の逆転負け

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 ブンデスリーガは23日、第7節1日目を行い、日本代表FW岡崎慎司の所属するシュツットガルトはホームで最下位のハンブルガーSVに1-2の逆転負けを喫した。岡崎は4-2-3-1の左MFで先発したが、無得点のまま後半31分に交代。チームも3試合ぶりの黒星で、連勝は2でストップ。一方のハンブルガーSVは今季7戦目で待望の初勝利となった(試合後の岡崎のコメントはこちら)。

 2連勝中のシュツットガルトと、開幕から1分5敗の未勝利で19日にエニング前監督を解任し、カルドソ・コーチが暫定監督に就任したハンブルガーSV。立ち上がりはハンブルガーSVが積極的な入りを見せたが、シュツットガルトは落ち着いて試合を運び、カウンターからチャンスをうかがう。すると前半18分、MFクズマノビッチの強烈なミドルシュートをGKが前に弾いたボールをMFハルニクが拾って右足でゴールに流し込み、先制に成功した。

 前半22分には相手のクリアミスを拾ったFWカカウがPA内左から狙い澄ましてシュート。左ポストを直撃したボールはゴール前に詰めていた岡崎の目の前に跳ね返ってきたが、右足ダイレクトのシュートはゴール上に浮いてしまった。

 追加点のチャンスを生かせず、1点リードで後半に折り返すと、ハンブルガーSVの反撃に遭った。後半6分、CKからDFブルマの豪快なダイビングヘッドで同点ゴールを許すと、同22分にまたしてもCKからクリアが中途半端になったセカンドボールをMFテシェにダイレクトボレーで蹴り込まれ、1-2と逆転を許した。

 ホームで負けられないシュツットガルトは後半31分に岡崎をベンチに下げる。しかし、同38分、クズマノビッチの決定的なシュートもDFの体を張ったブロックに阻まれるなど、今季初勝利へ気迫のディフェンスを見せたハンブルガーSVの守備をこじ開けられず、ホームで痛恨の敗戦を喫した。

[写真]ハルニクがベスターマンと競り合う

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