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愛媛がシュート1本で先制も…岐阜が終了間際のPKで追い付く

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[9.24 J2第29節 岐阜1-1愛媛 長良川]

 後半ロスタイムのPKでFC岐阜が1-1の引き分けに持ち込んだ。愛媛FCは後半16分のファーストシュートを先制点につなげたが、試合終了間際に痛恨の失点を喫し、勝ち点3を逃した。

 前半のシュート数は岐阜が2本、愛媛が0本。互いにチャンスらしいチャンスをつくれず、こう着状態が続いた。試合が動いたのは後半16分。それまでシュートも打てていなかった愛媛がワンチャンスを生かした。スローインを受けたMF大山俊輔が中央からドリブルで仕掛け、DFをかわして右サイドに展開。FW齋藤学のクロスに逆サイドから走り込んだDF東浩史が右足ダイレクトボレーでゴールに叩き込み、先制に成功した。

 ファーストシュートでリードを奪った愛媛だったが、結局、この日のシュートはこの1本のみ。その後は岐阜の反撃に耐える時間が続いた。後半44分の岐阜MF押谷祐樹のミドルシュートはクロスバーを直撃。救われた格好となった愛媛だが、後半ロスタイムに悲劇が待っていた。

 岐阜は後半48分、MF李漢宰のFKからセカンドボールの競り合いでDF野垣内俊が後方からDF大野和成に倒されたとしてPKを獲得。これをFW佐藤洸一が落ち着いてゴール左に決め、土壇場で1-1の同点に追い付いた。

 最下位の岐阜は5試合白星なし(2分3敗)となったが、前節・徳島戦(1-4)の大敗から立て直し、勝ち点1を獲得。追い付いてのドローを前向きにとらえ、残り12試合で一つでも多くの勝利を挙げたい。

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