beacon

新潟は磐田に敗れ、2戦連続の零封負け

このエントリーをはてなブックマークに追加
[9.24 J1第27節 磐田1-0新潟 ヤマハ]

 13位アルビレックス新潟は磐田に0-1で敗れた。幾度もチャンスをつくったが、いずれのシュートもポストを叩いて1点が奪えず。そのまま時間が過ぎると終了間際の痛恨の失点。7戦連続勝ちなし(2分5敗)で14位に後退し、降格圏の16位・甲府に勝ち点2差に詰められた。

 この日の新潟は、前線でブラジル人トリオが初めて揃っての先発出場を果たした。FWアンデルソンとFWブルーノ・ロペスの2トップに左MFにMFミシェウが入った。またU-22代表のロンドン五輪予選から戻ってきたDF鈴木大輔は先発したものの、DF酒井高徳とMFチョ・ヨンチョルはベンチスタートだった。

 立ち上がりから幾度もチャンスをつくったが、この日は運にも見放された。前半21分、右サイドからオーバーラップしてきたDF村上佑介がMF田中亜土夢の横パスを受けてシュートを放つが、クロスバーを叩いた。同31分にはアンデルソンの左CKにゴール正面のブルーノが頭で合わせるも、わずかにポスト右へ外れた。0-0で前半を折り返した。

 後半に入っても新潟は果敢に攻め込む。後半19分にはブルーノがPA手前から豪快にシュートを狙うが、これもポスト左を叩き、1点が奪えない。同22分には田中に代えて、チョ・ヨンチョル。同30分にはアンデルソンに代わり、FW川又堅碁と立て続けに攻撃のカードを切った。しかし、流れを変えることはできず。そのまま時間は進んだ。

 後半37分には村上に代えて、酒井をピッチへ送る。しかしサイドから起点をつくることはできない。すると終了間際のロスタイム1分に痛恨の失点。右サイドから突破を仕掛けてきたFW前田遼一に鈴木が対応するが、振り切られてシュートを許す。運良くポストに当たったが、こぼれをFW荒田智之に決められ、0-1で試合は終了した。

 試合後のテレビインタビューで黒崎久志監督は「(ブラジル人トリオは)個人個人の良さは出してくれた」と話しながらも、「何回もポストに当たって、あとはゴールネットを揺らすということができなかった」と2戦連続の零封負けに唇を噛んだ。

TOP