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清水は今季2度目の連勝ならず、指揮官は小野、高原不在を悔やむ

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[9.24 J1第27節 川崎F1-1清水 等々力]

 清水エスパルスは少ないチャンスを生かして先制したものの、リードを守り切れず、1-1ドローで今季2度目の連勝を逃した。敵地での勝ち点1にもゴトビ監督は「日本ではアウェーでもホームでも大きな違いはない。勝ち点3を取れなかったのは残念」と、追い付かれての引き分けを悔やんだ。

 前半のシュート数はわずか1本。後半11分にFW高木俊幸のシュートをGKがファンブルし、MFアレックスが押し込み、先制点を奪ったが、守備陣が耐え切れなかった。GK山本海人は再三の好セーブを見せていたが、後半20分、MF楠神順平の強烈なシュートを前に弾いたこぼれ球をFWジュニーニョに蹴り込まれ、失点。リードを生かせず、勝ち点1を分け合った。

 ゴトビ監督は試合後のインタビューで「ナーバスになっていたところもある。カギとなる選手を何人かケガで欠き、経験不足な面もあった」と指摘する。FW高原直泰、MF小野伸二のベテラン2人が負傷離脱中で、右足つま先を痛めているMFフレドリック・ユングベリもベンチスタート。1-1の後半29分からユングベリをピッチに送り込んだが、勝ち切ることはできなかった。

「小野、高原、ユングベリのコンディションが戻ってくれば、我々は違うチームになる」と指揮官。今後は名古屋、柏、G大阪ら上位勢との対戦も数多く残しており、主力選手の早期復帰に期待していた。

[写真]先制点を決めたMFアレックス

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