[9.25 J2第29節 水戸1-1岡山 Ksスタ]

　水戸ホーリーホックはファジアーノ岡山と1-1で引き分けた。先制点を取りながらも勝つことはできなかったものの、連敗を5でストップ。6試合ぶりの勝ち点1を手に入れた。対する岡山も連敗を2で止めて3戦ぶりの勝ち点を手にした。

　前半7分、水戸が5試合ぶりの先制点を決めた。MF島田祐輝の右CKは一度DFにクリアされるが、こぼれを拾ったMF小澤司が右サイドへ展開。島田が再び蹴り込んだ右クロスに、DF尾本敬が合わせてヘディングシュート。これがゴールネットを揺らし、水戸が1-0と先制に成功した。

　この1点を守りきりたいところだったが、前半38分に痛恨のミスから失点を喫してしまった。ハーフウェーライン付近からのFKをDFストヤノフに蹴り込まれると、右サイド深い位置でMF西岡謙太がクリアミス。MF金民均にボールを奪われると、角度のない位置からシュートを決められて、1-1に追いつかれた。前半を折り返した。

　後半に入り、なんとか2度目のリードを奪おうとする水戸だったがシュート精度を欠き、ゴールが遠い。サイドからクロスを入れるも、いずれのシュートも枠外へ大きく外れていった。後半41分にはFW鈴木隆行が左サイドからドリブル突破。クロスを入れるも、ゴール正面でフリーのMF小幡純平が頭で合わせたシュートは大きくクロスバー上方へ外れた。結局そのまま試合は終了。勝ち点1を分け合った。