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栃木は最下位・岐阜を崩せず4連敗、岐阜は27戦目で初の無失点

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[9.28 J2第5節 栃木0-1岐阜 栃木グ]

 栃木SCの失速が止まらない。最下位・FC岐阜に0-1の敗戦で泥沼の4連敗。今季26試合を戦って無失点試合のなかった岐阜に対し、後半39分からは数的優位に立ったが、最後まで1点を取れず、2試合連続の零封負けで6試合勝利なし(2分4敗)となった。

 悲願のJ1昇格がまた一歩、遠のいた。順位は6位のままだが、悪夢の4連敗で昇格圏までの勝ち点差は7に広がった。立ち上がりから岐阜の攻勢にさらされ、なかなか攻撃の形をつくれない。岐阜は後半21分、DF野田明弘が右サイドからグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前の栃木守備陣はだれもクリアできず、逆サイドまで流れてきたボールをMF嶋田正吾が蹴り込んだ。

 失点でようやく目が覚めたか、栃木は直後の後半22分にDF入江利和の左クロスにFW崔根植が頭で合わせるも、枠を捉え切れず。同39分には岐阜のDF田中秀人が2枚目の警告で退場し、数的優位に立ったが、同41分のFWリカルド・ロボの直接FKもGKの好セーブに阻まれるなど、最後までゴールが遠かった。

 栃木は最近5試合でわずか1得点。リーグワーストの51失点で、今季ここまで完封試合のなかった最下位・岐阜からもゴールを取れなかった。MFパウリーニョの負傷離脱後4連敗。次節は過去1分4敗と勝ったことのない7位東京Vと対戦する。負ければ7位転落となり、いよいよJ1昇格に赤信号が灯る崖っ縁の一戦だ。

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