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F東京が4連勝!!椋原&ルーカス弾で北九州下して首位キープ

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[9.28 J2第5節 F東京2-0北九州 味スタ]

 FC東京がDF椋原健太とFWルーカスのゴールでギラヴァンツ北九州に2-0で勝利した。4連勝を飾ると3戦連続の完封勝ち。勝ち点を54に伸ばし、首位の座をがっちりキープした。

 試合後のテレビインタビューで先制点を決めた椋原は「ずっと大量得点の試合が続いていたが、いつか苦しい試合が来ると思っていた。そういう試合で先制点を取れて良かった」と弾ける様な笑顔をみせた。ここ3戦で14得点と脅威の攻撃力をみせていたF東京だったが、この日はなかなかチャンスをつくることができず。試合が動いたのは後半だった。

 後半2分、右サイドから攻め込むと一度は相手DFにボールを奪われる。しかしMF安田晃大のバックパスをかっさらうと、ルーカスからゴール正面の椋原へパス。PA外から放ったミドルシュートはゴールネットへ突き刺さり、待望の先制点が生まれた。

 さらに後半30分には鮮やかなパスワークから追加点を奪った。FW羽生直剛とのワンツーからMF石川直宏が右サイドから中央へ切れ込み、逆サイドのMF谷澤達也へパス。谷澤がヒールでこれを流すと、最後はPA内左でフリーのルーカスが自ら持ち込み、GKを正面に冷静に右足シュート。試合を決定付ける2点目を決めてみせた。そのまま逃げ切ったF東京が2-0で完封勝利を収めた。

 対する北九州は序盤こそルーカスを徹底マークし、チャンスをつくらせなかったが踏ん張りきることはできずに2失点を喫した。これで前々節の札幌戦(0-3)、前節の千葉戦(0-1)に続いて、今季最多の3連敗。8戦勝ちなし(4分4敗)となり、さらには3戦連続無得点と攻撃陣が不振にあえいでいる。次節は最下位・岐阜との対戦だ。天皇杯と同カードなだけに、しっかりと勝利を挙げたいところだ。

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