beacon

北九州が9戦ぶり白星、2度のビハインド跳ね返し岐阜に逆転勝ち

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.1 J2第30節 北九州3-2岐阜 本城]

 3連敗中のギラヴァンツ北九州が2度のビハインドを跳ね返し、最下位FC岐阜に3-2で逆転勝ちし、9試合ぶりの勝ち点3を手にした。ホームでは7月30日のF東京戦(1-0)以来、約2ヵ月ぶりの白星となり、決勝点のMF森村昂太は「ホームで勝てていなかったので、サポーターの前で勝てたのがうれしい」と安堵の笑みを見せていた。

 前節の栃木戦に1-0で競り勝ち、今季初の連勝を狙った岐阜。前半20分、高い位置でボールを奪うと、MF嶋田正吾のスルーパスに抜け出したFW佐藤洸一が右足でゴールに流し込み、先制に成功した。しかし、前半31分、MF押谷祐樹がPA内でDF福井諒司を倒したとしてPKを献上。北九州FW池元友樹に決められ、1-1の同点に追い付かれた。それでも同41分、お返しとばかりに押谷がドリブルで仕掛け、PA内でDF宮本亨に倒され、PKを奪い返す。これを押谷が自ら決め、再び2-1と勝ち越した。

 2度目のリードを許した北九州だが、後半開始からDF多田高行、FW林祐征を投入し、反撃に出る。すると、この交代策が功を奏した。後半6分、DF関光博の右クロスに林がヘディングで合わせ、2-2。勢い付いた北九州は同29分、左サイドを突破した多田のマイナスの折り返しに森村が走り込み、右足で逆転の決勝点を流し込んだ。

TOP