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F東京が岡山に3発勝利で6連勝!!攻守が噛み合い5戦連続無失点

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[10.16 J2第31節 F東京3-0岡山 味スタ]

 首位FC東京ファジアーノ岡山に3-0で勝利し、6連勝を飾った。ここ6試合で21得点と攻撃陣が躍動をみせ、守備陣もそれに応えると、5戦連続の完封勝利。J1昇格へ向け、勢いは止まらない。

 まずは前半10分、MF谷澤達也の右CKをファーサイドのDF森重真人が右足ダイレクトで蹴り込み、先制に成功した。さらに同35分にはMF高橋秀人が技ありシュートで2点目を決め、2-0に突き放す。ゴール正面でパスを受けると、身体で相手DFをブロックしながら鮮やかにターン。振り向き様に冷静に足を振りぬき、シュートを決めた。明日が誕生日の高橋にとっては、23歳で迎える最後の試合でのゴール。試合後のテレビインタビューでは「試合前から点が取れる雰囲気というか、においを感じていた。取れて良かった。1日早い自分への誕生日プレゼントになった」と笑顔をみせた。

 前半41分にはダメ押しの3点目。FW羽生直剛のスルーパスにゴール正面へ抜け出したMF梶山陽平が右足でのトラップからDF2枚をかわして、左足シュート。3-0で前半を折り返した。

 後半9分にはカウンターからDF椋原健太が左サイドへドリブル突破。最後は逆サイドへ走り込んだMF田邉草民がループシュートを狙ったが、クロスバーを叩いた。同26分には最後の交代枠を使い、FWルーカスに代えて、FWロベルト・セザーを投入。故障の影響で戦線を離脱していたセザーが9試合ぶりにピッチへ戻ってきた。後半は得点は生まれなかったものの、3発決めての完封勝利を果たした。

 試合後のテレビインタビューでF東京の大熊清監督は「後半は気持ち的にも守りに入ってしまった。途中出場の選手にもう少しやって欲しかったなという気持ちはある。それでもGKを含めて0で抑えられて良かった」とコメント。6連勝にも表情を緩ませることはなく、「本当に色々苦しい思いをしてきているので、まだまだこれから。連勝とかよりも1試合1試合を戦うだけ」と力を込めた。

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