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水戸は東京Vに先制点を奪われるも小澤弾で追いつきドロー

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[10.16 J2第31節 水戸1-1東京V Ksスタ]

 水戸ホーリーホック東京ヴェルディに先制点を奪われるも、MF小澤司のゴールで追いつき、1-1で引き分けた。これで公式戦5戦負けなし(2勝3分)となった。

 J2屈指の攻撃力を誇る東京Vを最小失点に抑えた。前半22分には、左サイドを押し込まれFWマラニョンにシュートを許したが、枠を外れた。同29分には水戸がチャンスを演出。右サイドからドリブルで駆け上がったFW小池純輝から、ゴール前へ走り込んだMF西岡謙太へつなぐと、最後は小澤がシュート。しかし、これはDF森勇介にクリアされた。これで獲得した右CK、小澤がゴール正面へ蹴り込んだボールにDF加藤広樹が頭で合わせたが、クロスバー上方へ外れる。0-0で前半を折り返した。

 そして試合が動いたのは後半11分だった。MF小林祐希のミドルシュートはゴール前のDF塩谷司に当たる。こぼれを拾ったマラニョンがシュートを決め、東京Vに先制点を奪われた。その後は相手に試合の主導権を取られ、押し込まれる展開が続く。MF菊岡拓朗の右クロスは、GK本間幸司がパンチングでクリア。こぼれにマラニョンに詰められ、シュートを打たれたが、体勢を崩しながらも本間がなんとかブロック。これ以上の失点を許さない。

 すると後半36分、DF高橋祥平のバックパスが乱れたのを水戸の攻撃陣が見逃さなかった。奪ったボールを前線へ蹴り込むが2度に渡って、DF土屋征夫にヘディングで跳ね返される。それでも、最後は途中出場のMF鈴木将也から左サイドの小澤へパス。個人技から小澤がシュートを決めて、1-1に追いついた。終了間際にも、押し込まれる場面が続き、相手のミドルシュートのこぼれからピンチを迎えるも、本間ら守備陣が奮闘。1-1で試合は終了し、勝ち点1を手に入れた。

 試合後のテレビインタビューで本間は「無様な試合は見せられないと思って試合に臨んだ。気持ちを込めて戦いました」と粘り強さをみせての引き分けに笑顔をみせた。

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