[10.19 J2第6節 北九州0-0湘南 本城]

　ギラヴァンツ北九州と湘南ベルマーレの一戦は互いに決め手を欠き、スコアレスドローに終わった。2連勝中の北九州だったが、今季2度目の3連勝はならず。勝ち点44のまま、順位も東京Vに抜かれて8位に後退した。

　試合を優勢に進めたのはアウェーの湘南。前半22分、MF高山薫が積極的にミドルシュートを狙うと、同32分にはロングボールをDF山口貴弘が落とし、FW田原豊が右足でシュートを打ったが、いずれも枠を外れた。後半7分には前節・栃木戦(3-0)で2得点を決めたFW坂本紘司がMFアジエルのラストパスからフィニッシュ。しかし、これもゴール右に外れた。

　対する北九州は後半14分、左サイドをワンツーで突破したFW池元友樹が角度のない位置から左足で強烈なシュート。GKの弾いたボールをMF安田晃大が頭で押し込もうとしたが、ゴール左にそれた。湘南は同38分に途中出場のFW巻佑樹の右クロスからMF永木亮太がダイビングヘッド。しかし、これも枠を捉え切れず、互いに最後の精度を欠き、0-0のままタイムアップとなった。