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[MOM492]八千代FW大塚颯樹(3年)_「楽しむ」FWが豪快に2発

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.29 第90回全国高校選手権千葉県大会決勝T1回戦 八千代4-2専大松戸 鴨川]

 八千代は前線で「楽しむ」FWが2発で8強進出をもたらした。FW大塚颯樹(3年)は「相手の逆を突いたプレーとか、不意を突くプレーが得意。そういうプレーをして自分も楽しんでチームを活かしたい」と口にする前線の核。エースFW柳澤圭(3年)の背後で動き回り、攻撃の起点を務めながらフィニッシュの場面に顔を出して2ゴールを決めた。

 まずは1-0の後半5分、柳澤がPAへ出した絶妙な右クロスに走りこむと「ゴールに突き刺そうと思った」と豪快な左足ダイレクトシュート。狙い通りの一撃でこの日1点目を挙げると、1点差に詰め寄られた直後の14分にはゴール前の混戦から再び左足を振りぬき、ゴールを破った。

 本人は「得点は取れたけれど、パスの精度が低かったし、もっと決められるシーンもあった。精度を上げないといけない」と反省していたが「チーム全体が楽しんでやっていた。苦しい時間はあったけれど、楽しんでやると言っていたし、ボールを回せる時間もあった」と納得の表情を浮かべていた。

 前線で強さと相手の逆を突くパス、ドリブルなどアイディアを披露して勝利に貢献した大塚。次戦は2連覇を狙う流通経済大柏戦だ。前回王者と前々回王者・八千代との大一番。砂金伸監督が勝利のためのポイントとして挙げた「アイディア」を備えた大塚は「絶対勝つ」と誓った。

[写真]後半5分、八千代FW大塚が左足ダイレクトでチーム2点目のゴールを決める


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