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押谷4戦5発!!最下位・岐阜が後半ロスタイム弾で5試合ぶり勝利

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[11.6 J2第34節 岡山1-2岐阜 カンスタ]

 最下位のFC岐阜はアウェーでファジアーノ岡山と対戦し、後半ロスタイムにFW押谷祐樹が自身2点目となる劇弾を決め、2-1の逆転勝利を飾った。岐阜は10月15日の横浜FC戦(4-3)以来、5試合ぶりの白星。一方の岡山は今季2度目の連勝を逃し、5試合ぶりの敗戦となった。 

 岡山は前節・横浜FC戦(1-0)で超ロングヘディングシュートを決めたDF植田龍仁朗が出場停止。苦戦が予想されたが、立ち上がりからペースを握って攻勢を仕掛ける。すると前半13分、右サイドを抜け出したMF金民均のクロスにMF妹尾隆佑が頭で合わせる先制点。その後も主導権を握り、前半を1-0で折り返した。

 しかし、前節、昇格争いを繰り広げる鳥栖から4点を奪い、4-4という壮絶な打ち合いを演じた岐阜も後半に入って反撃に出る。後半13分、クロスボールに反応した押谷が反転しながらの技ありシュート。4試合連続となるゴールで同点に追いつくと、ハイライトは後半ロスタイムにやってきた。中盤からドリブルでスルスルと上がった押谷がPA外正面から鮮やかなミドルシュート。4戦5発とするこの日2点目で劇的な決勝点を奪った。

 ヒーローは試合後のインタビューで「(2点目は)打ったらうまいこと入った」とおどけたが、「負け続けるんじゃなくて、勝って終わりたい」と力強く意気込んだ。6勝5分23敗の勝ち点23で最下位。19位・鳥取との勝ち点差は8あるが、残り4試合で少しでも勝ち点を積み上げ、来季につなげたい。

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