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京都が中村太の今季初ゴールで6連勝、東京Vは昇格の可能性消滅

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[11.12 J2第35節 京都1-0東京V 西京極]

 京都サンガF.C.は途中出場のMF中村太亮の劇的な決勝点で東京ヴェルディに1-0で競り勝ち、破竹の6連勝を飾った。うち4試合が無失点と攻守ががっちりかみ合い、順位も8位に上げた。一方、東京Vは前節の札幌戦に2-1で勝ち、昇格の望みをつないだが、4試合ぶりの黒星を喫し、J1復帰の可能性が消滅した。

 前半から優勢に試合を進めたのは東京Vだった。しかし、京都守備陣も体を張って攻撃を跳ね返す。前半24分にはMFアポジのシュートをDF染谷悠太が至近距離で顔面でブロック。同38分にもアポジの決定的なシュートをDF福村貴幸が体に当て、ゴールを守った。

 0-0で折り返した後半立ち上がりも東京Vが果敢に攻め込んだが、CKに合わせたDF富澤清太郎のヘディングシュートはゴールライン上でFW宮吉拓実がヘディングでクリア。集中力を切らすことなく、少ないチャンスを待つと、後半41分、カウンターから先制に成功した。

 中盤でボールを奪ったMF工藤浩平がドリブルで駆け上がり、左サイドのスペースにスルーパス。走り込んだ中村太が左足でゴール右隅に流し込んだ。中村太の今季初ゴールが値千金の決勝点。シュート数では9本対15本と苦しんだが、2試合ぶりの完封勝利で連勝を6に伸ばし、東京Vの昇格の望みを打ち砕いた。

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