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磐田は金園2発で甲府に勝利!!守護神・川口も好セーブ連発

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[11.19 J1第32節 磐田2-1甲府 ヤマハ]

 ジュビロ磐田は甲府にFW金園英学の2得点で2-1で勝利した。柳下正明監督の今季限りでの退任が発表されてから初めての一戦で、勝ち点3を手に入れた。

 この日の磐田は16日に行われた天皇杯・千葉戦(0-1)で負傷したため、MF山田大記が不在。それでも日本代表から戻ってきたFW前田遼一とDF駒野友一が先発出場を果たした。

 今季ここまでのリーグ戦で10得点を挙げている大卒ルーキー・金園が堂々の活躍で相手の出鼻をくじいてみせた。試合開始わずか2分、左サイドを駆け上がったMFジウシーニョの折り返しに左足ダイレクトで合わせて先制点。さらに同10分には、ゴール正面へ走りこむと駒野の右クロスに合わせ、右足シュート。2点差にリードを広げた。

 しかし後半16分には失点を喫してしまう。相手の右クロスをPA内の駒野がヘディングでクリア。このこぼれを拾ったMF井澤惇にミドルシュートを決められて、2-1に詰め寄られてしまった。同42分には前田が相手DFに囲まれながらもシュートを放ったが、クロスバーを直撃。2-1のまま前半を折り返した。

 後半に入ると、残留をかけて負けられない甲府の猛攻を受ける。それでも守護神GK川口能活が好セーブを連発。後半8分にはカウンターからピンチを迎え、最後は井澤にシュートを許すが川口がストップ。後半35分には、DFの裏へFWハーフナー・マイクに抜け出され、この日一番のピンチを迎えた。しかし、1対1の場面にも、冷静な守護神が左足一本でボールをクリア。必死にゴールを死守した。その後もハーフナーを狙ったクロスボールに苦しめられるも、なんとか逃げ切り、磐田が2-1の勝利を飾った。

 試合後のインタビューで2得点の活躍をみせた金園は「なかなか点が取れていなかった。たくさんのサポーターが来ているなかで決めることができて嬉しい」と笑顔。「ジュビロはこの順位で満足しているチームではないので、残り2試合で勝ち点を上乗せしていきたい」と力を込めた。

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