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岡山が京都に7試合ぶりの土つけ連勝、決勝弾の植田「きょうが本物のヘディング」

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[11.20 J2第36節 岡山2-1京都 カンスタ]

 ファジアーノ岡山が6連勝中の京都サンガF.C.に2-1の逆転勝利を収め、前節の富山戦(2-0)に続く、連勝を飾った。前半14分に失点したものの、その後に2点を決めて、京都に7試合ぶりの土をつけた。

 チームに勝利をもたらしたのは、10月30日の横浜FC戦(1-0)で推定飛距離、約58mの超ロングヘディングシュートを決めたDF植田龍仁朗だった。1-1に追いついた後半43分、MF仙石廉の右CKに合わせると、相手DFの背後から回り込み、ヘディングシュートを決めてみせた。試合後のインタビューで植田は「前回はああいう形でゴールが決まってしまって、きょうが本物のヘディングという形で決められてよかった」と笑顔をみせた。

 早い時間に失点し、苦しい展開だった。前半14分、FWドゥトラに左サイドが押し込まれ、ゴールライン際からクロスを入れられてしまう。これをPA内ゴール正面のMF澤口雅彦が痛恨のクリアミス。目前にこぼれたボールをFW宮吉拓実に決められ、0-1と追いかける展開となった。

 しかし前半終了間際の45分、澤口が汚名返上となるゴールを決める。GK真子秀徳からのボールをFWチアゴが落として展開。左サイドから突破を仕掛けたMF田所諒のクロスに合わせ、ファーサイドへ走りこんでいた澤口がシュート。1-1と試合を振り出しに戻し、前半を終えた。そして後半終了間際に植田が値千金の決勝弾。岡山が連勝を飾った。

 同点弾を決めた澤口は「最初に1点を取られて、なんとしてでも返したいと思っていた。ゴールを決めることができて良かった」と安堵の表情。「残り全試合で勝つつもりでやるので応援よろしくお願いします!」と力を込めた。

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