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神戸が3発快勝で連勝、目標の9位以内へ吉田「十分に可能」

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[11.20 J1第32節 C大阪0-3神戸 金鳥スタ]

 ヴィッセル神戸は3得点の快勝で2試合連続の完封勝利を飾った。12勝7分13敗の勝ち点43に伸ばし、順位は10位のまま変わらなかったが、今季の目標であるひとケタ順位の9位・広島とは勝ち点1差。8位磐田とも同1差、7位清水とも同2差となった。次節27日は磐田との直接対決。勝てば順位が入れ替わる一戦に向け、FW吉田孝行は「9位以内という目標があるし、十分に可能な位置にいる。次のホームでの磐田戦が大事。しっかり勝って9位以内をつかみたい」と意気込んだ。

 立ち上がりからC大阪を圧倒した。高い位置からプレッシャーをかけると、前半11分、DF酒本憲幸のパスミスを誘い、MF三原雅俊がインターセプト。左サイドのMF大久保嘉人につなぎ、FWポポの折り返しに吉田が右足で合わせた。

 先制後も果敢に攻め込む神戸は立て続けにチャンスをつくる。前半24分には大久保が右足ミドルシュートを狙うが、GKがキャッチ。後半5分、ポポの決定的なシュートもGKの好セーブに阻まれた。

 待望の追加点は後半8分。右CKのセカンドボールを拾った三原がもう一度、前線に縦パスを入れると、オフサイドラインぎりぎりを抜け出したDF北本久仁衛が落ち着いて右足で流し込んだ。北本の今季初ゴールで2-0とリードを広げ、後半ロスタイムには大久保がダメ押しの3点目。快勝劇を締めくくった。

 2戦連発となる今季9点目を決めた吉田は2ケタ得点まであと1点。「今日決めたかったけど、あと2試合あるので、そこで決めたい」と、残り2試合でチームと個人、両方の目標達成を誓っていた。

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