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クルピ監督退任のC大阪、3失点完敗で連敗

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[11.20 J1第32節 C大阪0-3神戸 金鳥スタ]

 レヴィー・クルピ監督の今季限りでの退任が発表されたセレッソ大阪はホームで神戸に0-3で敗れ、2連敗となった。MF扇原貴宏とMF山口螢がU-22日本代表の中東遠征で不在の中、MFキム・ボギョンが5試合ぶりに復帰したが、立ち上がりから神戸にペースを握られた。

 前半11分、DF酒本憲幸のパスミスをインターセプトされ、カウンターから先制点を許すと、後半8分にはセットプレーから2失点目。後半11分、キム・ボギョンに代えてFW播戸竜二を投入し、反撃に出たが、同26分に酒本の右クロスに合わせた播戸のヘディングシュートは枠を捉え切れない。同35分にもPA内の播戸に決定機が訪れたが、シュートは惜しくも左ポストを直撃。最後までゴールが遠く、後半ロスタイムには3失点目を喫した。

 クルピ監督は「しっかりボールをつなぐという意味では支配できたかもしれないが、神戸はボールを奪ってからの勢いがあった。取られ方が悪くて、DFが少ない状況でゴールに一直線に向かうカウンターを受けた」とコメント。就任5年目で最後のシーズンとなった今季も残すはリーグ戦2試合と天皇杯のみ。指揮官は「日本では教訓と言えるものをたくさん学べた。それはブラジルに持ち帰っても大事にしたいし、天皇杯を獲れれば、お世話になった人への最高の贈り物になると思っている」と、有終の美を飾るタイトル獲得に意欲を見せていた。

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