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神戸が相馬の移籍初Gなどで3連勝&8位に浮上!

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[11.27 J1第33節 神戸3-1磐田 ホームズ]
 ヴィッセル神戸が磐田を3-1で撃破し、3連勝で勝ち点を46に伸ばして8位に浮上した。この白星でシーズン最多タイの13勝目をつかみ、こちらは新記録となるホーム9勝目をゲット。移籍後初ゴールを決めたDF相馬崇人は試合後のインタビューで「(ここまで)結構、シュートは打っていたけど、ぜんぜんゴールを決められなかった。いい形で点が取れて良かった」と振り返った。
 立ち上がりは、やや磐田に押し込まれたが、前半9分に右サイドからFWポポが上げたクロスにMFボッティがヘディングシュート。わずかに外れたが、カウンターでリズムをつかみ始めた。この時間、磐田はDF加賀健一が負傷交代するアクシデントを迎える中、神戸は集中を切らさなかった。前節のC大阪戦でもゴールを決めているDF北本久仁衛が完全に流れを変える一撃を決めた。
 前半19分、北本は攻撃参加し、MFで出場した大久保嘉人にスルーパス。大久保のシュートはGK川口能活に弾かれたが、こぼれ球を北本が左足で押し込んで貴重な先制点をもたらした。これで完全に勢いに乗ると、前半25分にはDF相馬崇人が大久保とのワンツーで仕掛け、得意のドリブルでDFを交わして左足で2-0とするゴールを決めた。相馬にとっては今夏に加入後初ゴールとなった。
 後半、磐田が盛り返し、攻め込まれる時間帯もあり、後半35分にはFW前田遼一に決められて1点差に詰め寄られた。しかし、しぶとい戦いを見せる。後半42分にMF森岡亮太がスーパーミドルを決めて3-1と突き放し、逃げ切りを果たした。ホーム最終戦とあり17,187人のサポーターが駆け付けたが、最高の勝利をプレゼントした。
 神戸はこれで8位となった。これまでの最高位は1999年の10位で、今季開幕前の目標は9位だったが、今はそれを超えることを目標にしている。相馬は「残り1試合、ヴィッセルが9位以上を達成できるように頑張りたい」と意気込んだ。最終節はアウェーで仙台と対戦するが、しっかりと勝ってシーズン最高位を達成させる。

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