[11.27 J2第37節 愛媛1-2草津 ニンスタ]

　ザスパ草津は愛媛FCにMF杉本裕之のプロ初ゴールなどで2-1で勝利した。終了間際には1点を返されたものの、そのまま逃げ切り、今季最多となる3連勝を飾った。

　プロ3年目の杉本にJ初ゴールが生まれたのは前半14分だった。DF古林将太のライナー性の右クロスに合わせ、ファーサイドへ走りこむと、「小林からいいボールがきたので合わせるだけでした」と振り返るように、思い切り良く左足ダイレクトでシュートを決めた。

　このゴールで先制点を奪った草津は、後半41分にはFWリンコンが追加点。終了間際のロスタイム4分には、MF大山俊輔からのパスを受けた、FW石井謙伍にシュートを決められたものの2-1で逃げ切り、勝ち点3を手に入れた。草津は10月16日の千葉戦(3-2)から、9戦負けなし(5勝4分)となった。

　試合後、杉本は「J初ゴールは素直に嬉しい。結構チャンスはあったけど今まで決められていなかったので」と笑顔をみせた。今季も残るは1試合となった。この勝利で10位から9位へ一桁順位への浮上を果たした草津は、最終節で4連勝をかけて栃木と対戦する。